はじめまして、店主の髙平新之助です。ここまでお読みいただきありがとうございます。
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～料理人を目指した動機～
私が料理人を目指すきっかけになったのは、初めて弟に作った＜玉子焼き＞でした。
両親は私が幼い頃に義母が営んでいた食堂のまるきん（現料理処丸金）を譲り受けて切り盛りを始めました。
当時の北浦町は巻き網漁が盛んで鰯や鯵がたくさん水揚げされており、活気に溢れる漁師町でした。
おかげ様でまるきんはいつも忙しく、父と母は朝から晩までぶっ通しで厨房に立っていました。
父と母はそんな生活なので私たちの昼ご飯や夕ご飯は後回しです。
私が小学生低学年の頃、弟から「しん兄ちゃん！はら減ったきんなんか作って！」と言われました。
「なんか作って！」と言われたら、何も出来ない私ですが「よっしゃ！作っちゃる！」と言い、日ごろから父や母が焼いていた玉子焼きを見よう見まねで作って食べさせました。
私が作った玉子焼きを弟が一口ほおばると「うめぇー」と言いながら次々と口に放り込んでたいらげました。
美味しそうに食べている弟の姿を見ていると、自分が作ったものでこんなにも喜んでくれることに、私もとても楽しく嬉しい気持ちになり幼心ながら料理人になりたいと決めました。
ありがたいことに今でも料理人人生を歩んでいます。
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私の手仕事でアナタに喜んでいただけることがとても仕合わせです。

 
～潮香ノ宿 髙平屋の始まり～
旧北浦町（宮崎県）と旧蒲江町（大分県）の2004年から県境を越えて始まった、町おこしのイベント「東九州伊勢えび海道」をきっかけに料理処丸金（本店）をたくさんの方に知ってもらうことができました。
ご来店されたお客様から「食べて飲んでゆっくりしたい」というご要望を多数いただきましたので2013年に髙平屋（支店）を開業しました。

私たちは、皆さまに豊かな時間と快適な空間を過ごしていただけるよう、程よい距離感を大切にしています。
ご宿泊されて気になる事がございましたらお気軽におっしゃてくださいませ。
私たちのできる範囲内で対応させていただきます。

開店してから料理作りやお客様に真摯に向き合ってきた結果
「接客サービスが適度で丁度良かった」
「掃除が行き届いて大変気持ちがいいです」
「熱々の料理が出てきて美味しかった」など嬉しいお言葉をいただく機会が増えました。
このようにお客様に喜んでいただけるのも、貴重なご意見やご感想をくださる皆さまのお陰です。

​​これからも、皆さまに気持ち良く過ごしていただけるよう準備をして、スタッフ一同お待ちしております。